まず、インフルエンザの流行が本格化する時期です。例年この頃から患者数が増え始めるため、ワクチン接種は早めの対応がおすすめです。手洗い・うがい・室内の加湿といった基本的な予防策も、引き続きしっかり行いましょう。
また、気温差による「寒暖差疲労」が増える時期でもあります。急な冷え込みは自律神経に負担をかけ、だるさや頭痛の原因にもなります。外出時の重ね着や、入浴で身体を温めるなど、血流を整える工夫が大切です。
11月は空気が乾燥し始め、肌荒れや喉の不調も増えてきます。保湿クリームの使用や、こまめな水分補給、加湿器の活用など、乾燥対策を心がけてください。のど飴や保湿系マスクもこの季節に役立つアイテムです。
さらに、秋の植物による**花粉症(ブタクサ・ヨモギなど)**が続く方もいらっしゃいます。鼻水・目のかゆみなどの症状がある場合は、早めの対処で症状を軽減できます。店頭ではアレルギー薬や点鼻薬についてもお気軽にご相談ください。
気温が下がると、関節のこわばりや腰痛が悪化しやすくなります。いわゆる「冷えによる痛み」です。カイロや温めグッズの使用、軽いストレッチなどで血行を促進すると症状の予防につながります。
11月は本格的な冬に備えて、生活習慣を整える大切な時期です。少しの工夫で体調を崩しにくくなりますので、気になる症状や健康相談があれば、どうぞお気軽に当店の薬剤師・スタッフまでお声がけください。




